播州の秋祭りに欠かせない「屋台」。他の地域のものと比べると、とりわけ大きく豪華な装飾が特徴です。幼い頃から見慣れすぎているせいか、私の中ではありがたみが薄れていましたが(すみません…)、大人になってあらためて職人さんの技を間近で見ると、ため息が出るほど素晴らしいなと思います。
2020年、2021年は新型コロナウイルスの影響で秋祭りが中止になりました。が、まだまだ厳しい状況ではあるけれど、こんな時だからこそ、できることがあるはず!そう考えた私たちは、お祭り大好き女子を中心とする有志を募り、「なかなかお話を聞く機会のない職人さんの工房を訪問して、直接、色々うかがう」見学会を行いました。
秋祭り本番で目にする屋台=通称「ヤッサ」は、播州以外の地域とは異なる漆屋根、高欄掛けもとっても豪華で、大きな伊達綱が担ぐたびに揺れるなど…もうすべてが芸術級。今回は、そんな播州の秋祭りを支える職人さんのうち、塗師さんと縫師さんをご紹介します。
*播州の屋台の特徴は、鏡のような漆塗り
塗師(ぬし)…砂川工芸 砂川隆さん →こちらをクリック!!
*息をのむ、手縫いの刺繍で屋台を彩る
縫師(ぬいし)…川村刺繍 川村定弘さん →こちらをクリック!!
*コロナ禍にも関わらず特別に取材を受けてくださって、本当にありがとうございました!
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